2023-12-25

ポルトガル・ポルト✈︎オランダ・スキポール空港発着3泊4日 年末旅

オランダ駐在2回目のクリスマス休暇は、昨年に引き続きポルトガルを選びました。今回はポルトガル第二の都市ポルトへ。

去年は大晦日、元旦にかかる日程で組んでしまい、お店や施設がお休みで満喫しきれなかったので、今回は少しずらして12/25〜28で行くことに。本当は26日からにしたかったのですが、航空券の値段がかなり違ったので、やむなく25日からになりました。

ポルト空港まではスキポール空港から3時間弱。空港からは市電Eで中心部のTrindadeまで出られます。そこから乗り換え、ホテルのあるSão Bentoへ。

ポルトの中央駅São Bento駅。

駅構内にはアズレージョが。かつて修道院だった建物だそうです。

ホテルに荷物を置いて北上。リスボンで見たナタNataのお店Manteigariaがあったので休憩。懐かしいお味を、今回は子どもも一緒に頬張りました。

ガイドブックによると、国の祝日は12/24のみで12/25は平日のようですが、個人店は12/25もお休みのお店が多く、ようやく空いているお店に巡り会えて良かったです。

続いて、アルマス聖堂 Capela das Almas de Santa Catarinaへ。建物の壁面にはアズレージョが。

サント・イルデフォンソ教会 Igreja Paroquial de Santo Ildefonsoもこの日は扉が閉まっていました。

google mapでは営業中になっているスーパーやパンに豚肉炒めを挟んだB級グルメBIFANAの店を探しながら歩きますが、今クリスマス休暇で人はもほとんど歩いていません。

クレリゴス教会Igreja e Torre dos Clérigosにも足を伸ばします。

近くにBifanaや軽食を売っているお店を発見。いくつか買って、夕食を無事に調達できました。この日、歩ける範囲で地図上に見つかったスーパーは全て閉まっており、ホテルの方にも相談しましたが、25日はほとんどお店は休みだそうで、なんとか食べられるものを見つけられて良かったです。もちろん、ケバブやインド料理の店などはやっていましたが、子どもが食べられそうなものが見つからず...スーパーくらいはやっているかなと思ったのですが、12/25、31はキリスト教圏はお休み前提で動いた方が良かったと思います。

翌日は、ホテル近くのカフェに念願のBifanaがあったので、朝からがっついてしまいました。
世界一美しいとの呼び声高いマクドナルドへ。当たり前ですが、お値段は他と変わりません!
さらに北上して、市庁舎周辺を散策。クリスマスも明け、スーパーも空いていてホッとします。
おやつは今日もナタ。
ドゥエロ川の方へ進みます。
ドン・ルイス1世橋Ponte Luís Iを渡って対岸へ。
トラムも一緒に橋を渡ります。歩道との間がそんなにないので、真横を通る時は少しヒヤヒヤします。
セラ・ド・ピラール修道院Mosteiro Santo Agostinho da Serra do Pilarのある丘にも登りました。ここからの景色はそれほどではなかったです...
修道院から裏道を通って、ベイラ・リオ市場方向へ。ポートワインの醸造場の屋根も見えてきます。この辺りからの景色は素敵でした。
ゴンドラも参戦してくれて、思わず写真を撮る回数が増えます。
国内シェア1位のポートワイン醸造所 CALEMの見学ツアーへ。

大人には興味深いですが、子どもは暗い場所で怖がったのもあり、先に試飲コーナーへ通してもらいました。
アルコール度数が強いので結構回ってくる感じですが、個人的には赤が好みでした。
お昼はベイラ・リオ市場Mercado Beira Rioへ。とても混雑していましたが、なんとか席を見つけて、タコと名物のB級グルメのフランセジーニャをいただきました。
ゴンドラに乗って上空から景色を堪能します。
橋を渡って川沿いを歩いてボルサ宮殿 Palácio da Bolsaへ。
そばの、Igreja Paroquial de São Nicolau、中は絢爛豪華なモヌメント・デ・サン・フランシスコ教会Igreja e Museu de São Francisco do Portoも見学。
北上しながら、川沿いを眺めるといい景色が広がっています。
ポルトにしかないエッグタルトのお店でえおやつ。個人的にはポルトの中ではこの店のものが一番美味しかったです。でもリスボンのがピカイチです。
夕飯はホテル近くで見つけたレストランPregarへ。店員さんのサービスが心地よく、子供用に頼んだスープもフランセジーニャも絶品でした。12/26もまだお休みのお店が多く、そんな中、味もサービスも満足のできるお店と出会えて嬉しかったです。ごちそうさまでした。

3日目の朝は街の北部を散策。
まずはカルモ教会Igreja do Carmoへ。
続いて、ハリーポッターの作者が訪れ、作中のイメージにもなっていると言われる、書店レロ・イ・イルマオンLivraria Lelloへ。チケット制で、事前予約がおすすめです。当日も朝一番の回でしたが、かなり並んでいました。
チケットは書店で書籍やオリジナルグッズを購入時に、金券として利用できます。ただ、1回のお会計ごと1枚分(一人分)しか使えないので、その点は要注意です。
 中は大混雑で写真を撮るのも、お買い物もゆっくりできない状況でした。
午後は初日に訪れた中心部へ。
世界一美しいと言われているカフェ。大混雑で外観だけ見学。
この日はボリャン市場Mercado do Bolhãoも空いていました。広くて綺麗です。
アルマス聖堂Capela das Almas de Santa Catarina周辺もクリスマスには見られなかった人出です。
今日のおやつは干しダラのコロッケ。
サント・イルデフォンソ教会Igreja Paroquial de Santo Ildefonsoを見て、今日もドゥエロ川へ。
この日の夕食はフローレス通りのTaberna do Largoへ。到着時から狙っていたもののクリスマス休暇で、この日ようやく営業日に。創作系のポルトガル料理を味わえました。
二次会はBifanaの有名店CongaのBifanaを頬張りました。他も食べ比べたかったのですが、まだ休暇中のお店も多く、またの機会のお楽しみに。

4日目は、帰国日。まだ日が登る前の大聖堂周辺を散策して、空港へ。

ポルトは街がコンパクトで、世界遺産の美しい街並みを子連れでも歩いて回れるのがとても良かったです。治安もいい方だと思います。ただ、前回のリスボン同様、クリスマス、大晦日前後はスーパーも含め全休になってしまい、食事で苦労したので、そこは外して訪問されることをおすすめします。