2015-12-26

ミャンマー旅行②✈︎ヤンゴン・チャイティーヨー・バガン


ミャンマー旅行二日目は、日が昇る前からスタート。
ゴールデンロックが鎮座するチャイティーヨー手前のキンプン行きのバスに乗るために、ホテルからタクシーでアウミンガラーバスターミナルへ。朝の5時前にもかかわらず、活気があります。旅行者というよりも地元の人が圧倒的でした。
ガイドブックなどに掲載されている通り、バスは、日本の中古車がほとんど。私たちは元・三重交通のバスに乗り込みました。
手書きのチケット
朝も早かったので、寝たり起きたりを繰り返し、田舎に進んでいることだけは車窓から感じながら、揺られること5時間。所要時間は4時間〜4時間半ということでしたが、なかなか終点のキンプンに到着しません。道は大渋滞で、1時間ほどゆっくりゆっくり進みましたが、ついには、降りて歩き出す人が続出。全員が降りる様子だったので、私たちも降りて歩き出すことに。暑さと驚きで写真を撮りそびれましたが、太陽が照りつける赤土の大地を人々が進んで行く様は、映画のワンシーンのようでした。そして、その中で自分たちも一緒に進んでいるというのも、なかなか感慨深く感じました。

本当に到着するのかと、不安に思いながらも30分ほど汗だくになりながら歩いて、ようやくキンプン・ターミナルらしきものが見えてきました。
日帰りのため、ホッとしている間もなく、頂上のチャイティーヨー行きのトラック乗り場へ。
トラックに乗り込み、山道を高速で1時間ほど進みます。なかなかスリルを感じる行程ですが、景色がいいので、あっという間でした。

トラックから降り、ゴールデンロックへ向かいますが、まだまだ見えてきません。途中で入場券を購入し、どんどん進みます。

境内にはすごい人とテントが。後から教えてもらったのですが、私たちが行った日は巡礼シーズンと被っていて、毎年、この時期には、国中の人たちが訪れて大混雑になるようです。

テントと人をかき分けて、念願のゴールデンロックにご対面!本当に落ちそうなのに落ちない上、金色が眩しい!その名の通りです。聖域は女人禁制ですが、男性は間近で触ることもできます。
下から見上げた様子
しばし感動に浸りながらも日帰りでヤンゴンに戻る必要があったため、急いでトラック乗り場へ。ゴールデンロックを見物し終えた達成感と大混雑に加え、順番に並ぶというルールがないため、カオスそのものの乗り場でした。私たちも、あまりお行儀がいいとは言えませんが、他の人と同じように空のトラックへ駆け込むようにして乗り込みました。こんなサバイバルみたいに乗り物に乗ったのは初めてでした。。

無事にキンプンに戻り、ヤンゴン行きのバスを探します。ミャンマーでは、ほとんどのバスで往復チケットが購入できないため、都度買う必要があります。この点は、もう少し改善されると、より旅行者が増える気がしました。
ガイドブックには載っていないバス会社でしたが、ヤンゴン行きということだけ確かめて、帰路につきました。
ここで、最後の難所があったのですが、このバスは、アウミンガラー・バスターミナルが終点ではなかったようで、途中、何度か確認したのですが、バスターミナルとは違う場所でポツンと降ろされてしまいました。ヤンゴン市内ということは確認できたので、タクシーをつかまえてホテルまでお願いしましたが、英語がわからないということで結構断られてしまい、5人目くらいでようやく交渉が成立しました。

最後までヒヤヒヤでしたが、ホテルのそばのインドネシア料理店「Toba Restaurant - Cafe」で遅めのおいしいご飯を食べて、無事に1日を終えました。