聖霊降臨祭の祝日を使って、フランスの美食の街リヨンとヨーロッパ随一の透明度を誇るアヌシー湖を訪ねた記録です。
9時半のフライトで11時過ぎにリヨン空港に到着。今回エールフランスだったのですが、機内でいただいたガレットが美味くて気分が上がりました。
市内行きのトラムに乗り、地下鉄を乗り継ぎ約1時間でホテルをとったソーヌ川とローヌ川に挟まれた中洲のプレスキナル地区に着きました。

お昼の時間だったので、ホテルに行く前にランチへ。リヨンの庶民派レストラン、ブションBouchonを掲げるLe Poêlon d'Orに入りました。
名物のポーチドエッグがのったリヨン風サラダや鶏肉のクリーム煮など、提供も早く、昔から地元の方に愛されている味を楽しむことができました。
デザートはリヨン名物のパイ。タルトに赤くキャラメリゼしたナッツの水飴のようなものがのっています。甘すぎてびっくりしましたが、これがパテスリーやパン屋さんなどリヨンの至る所に売っています。一度は食べてみてもいいかもしれません。
























































昼食後は、北へ向かい、市庁舎とオペラ座のある広場へ。この広場から観光向けのプチトラムが出ているという情報があったのですが、今はやっていないようで、歩いて、対岸のポールボキューズ市場へ行くことにしました。


雲は厚いですが、ローヌ川沿いの散歩は気持ちが良かったです。



川縁に大きな公園があり、子連れにはおすすめです。ここ以外にもリヨンの中心部には遊びやすい公園がたくさんあり、旅行中、何度も遊ぶことができ、かなり助かりました。
川から東へ少し歩くと、ポールボキューズ市場が見えてきました。


もう夕方だったので閑散としていましたが、日本のデパ地下のような綺麗な空間で、美味しそうなものがたくさん並んでいます。

先述したリヨン名物の赤いパイも様々な種類があります。
口コミで評判の良かったSEVEとポールボキューズでマカロンやケーキを買って帰りました。
SEVEのマカロンはまた食べたい美味しさでした。

ホテルまでメトロで戻って近くで夕食。子どもがパスタが食べたいとリクエストしてくれたので、近くで評判のイタリアンL´Osteria Lyon II Confluenceへ。


フランスに来てイタリアンか〜と思ったのですが、このお店、ワインも当たりが多く、特にボロネーゼは麺も含め今まで食べた中で一二を粗そう絶品でした。フランスとはいえ、ホテルの近くはイタリアンの評判の店も多く、フレンチに飽きたらイタリアンもありかと思います。
2日目はアヌシーへ。
電車で行くこともできたのですが、ホテルのあるLyon-Perrache駅からバスが出ていたので、バス旅にしました。FlixBusとBlaBlaCar Busがアヌシー含め、近郊の街へ出ているのですが、より早く着くFlixBusを選びました。
8:30の出発まで30分以上時間があったので問題ないと思っていたのですが、まずバス乗り場が見つからず、駅のまわりをウロウロ。正確には駅構内の奥にあり、ようやく見つかった時には出発5分前。駅構内にFlixBusのカウンターがあったのですが、早朝だったので、閉まっており、オンラインでチケット購入へ。入力項目が多く、入力しながら運転手さんに画面を見せて声をかけてみたのですが、I can not with you! と連呼され、もし乗れなかったらもったいないと思い1時間後のバスにすることにしました。
1時間後のバスには無事に乗れて、予定通り、2時間後の11時半にアヌシー駅前に到着。
駅前はのどかでリヨンとはすっかり雰囲気が変わります。



5分ほど歩くと旧市街へ。この日は日曜日で朝市が立って大賑わいでした。


坂道を登って、アヌシー城へ。



見晴らしを期待したのですが、チケットを買ってお城の中に入らないと展望場所はないようです。
お城の麓にあるTête de Cochonでランチ。
アヌシーの位置するサヴォアSavoy地区のチーズを使ったタルティーヌTartinesなどをいただきました。

ヤギのチーズとナスも美味しかったです。



川沿いの出ると、なんとも美しい景色が広がっていました。川を覗くとのぞくとゴミひとつなく川底が見えます。


湖側に到着。遊覧船や足漕ぎボートがたくさん浮かんでいます。





湖の辺りにも大きな公園があり、またまた子どもがたくさん遊ばせてもらいました。
旧市街を通って駅に戻ります。とにかく街並みが美しく、癒されます。






15時半のバスでリヨンに戻ります。乗車時に1-3歳はチャイルドシートがないと乗せられないと言われましたが、4歳になっていたので、免除してもらえました。行きは何も言われなかったのでびっくりしましたが、FlixBusの規定を見ると結構厳し目に書いてあります。使用のご予定がある方はご注意を。
予定通り17:15にリヨンに到着。サンテグジュペリと星の王子さまの銅像があるベルクール広場へ。この広場にも大きな公園があって子どもは大満足でした。




3日目は14時のフライトだったので、少しお散歩へ。ノートルダム大聖堂のあるフールヴィエールFourvièreへ向かいました。


夕飯はガイドブックなどでも紹介されているBrasserie Georgesへ。

レモンビールが有名でビールで乾杯をしている人が多めでした。お店を出る時には長蛇の列で人気店なのが伺えました。





少し雲がかかっていますが、リヨンの街並みが面前に広がっています。

ケーブルカーで旧市街へ戻ります。





リヨンならではの屋根付きの小道トラブールも見えました。
フライトがもう少し遅ければランチをして帰りたかったです。



美食の街というだけあり、食事のレベルが高く、朝食用に買った街のパン屋さんのクロワッサンひとつとっても買って帰りたい美味しさでした。そして治安も悪くなく、街も綺麗でした。
アヌシーを含め、このコースはまた本帰国前に訪れたいものとなりました。次回は1日延ばしてシャモニーも加えて行ってみたいです。