2024-08-08

オランダ・アムステルフェーン子連れ駐在家族生活〜暮らしの豆知識


お役立ちサイト
海外子女教育財団:日本語の絵本・児童書、通信教育の郵送サービス、赴任前・後の語学サポートなど幅広く活用可能
mooi-mooi(冊子が無料で配布されています)
・たびレジの登録(外務省からの安全情報が送られてきます。オランダだけでなく、周辺国の情報も一緒にとると情勢が分かり参考になります)

オランダのニュースが日本語で読めるサイト

観光ガイドブック
地球の歩き方、るるぶ、ことりっぷなど、特にオランダ版はアムステルダムやユトレヒトなど周辺の街へお出かけをするときにも便利。個人的に、地球の歩き方のコラムには、オランダ人の気質や暮らしぶりがわかるものも多く、住んでみて読み返すと、参考になることも多いです。

おでかけ・イベント情報

オランダの祝日
祝日は4、5月のキリスト教関連のもの、王の日、12月のクリスマス、と日本と比べると少ないです。ただ、学校(現地校も日本人学校も)は春休み、夏休み、秋休み、冬休みがあります。

オランダならではの行事の日
-National Tulip Day:1月の第3日曜...アムステルダムのミュージアム広場などでチューリップの無料贈呈あり
-クロッカス休暇:祝日ではないですが、2月下旬にオランダの現地校が1週間ほど休みになります。クロッカスの花が咲いてくる時期にちなんでいるそうです。スキー旅行に出かける家族が多いようです。
-王の日Koningsdag (King's Day): 4/27...前後に変動あり。街中がオレンジ一色に。この日は誰でも軒先で物販ができます。
-シントマールティン:11月11日...子どもたちがランピョン(提灯)を持って各家庭を訪ね、歌を歌うとお菓子がもらえる、ハロウィンの原型とも言われるイベント。
-シンタクラース祭:12月5日...サンタクロースの元になったというオランダ版サンタクロース・シンタクラースsinterklaasの誕生日。オランダでは、この日の夜に子どもたちにプレゼントが届くそうです。

営業時間
スーパーを除いて、基本、日曜日が休みです。月曜日も休みの店や午前中を休む店も多いです。その他、上記、祝日も休みになることが多いので、出かける前に確認を。

天気
強風で警報が出て、ひどい日は学校も休みになります。黄色→オレンジ→赤と危険度が増します。強風の日は特に自転車で出かけると危ないので、自転車を使う方は事前に確認を。

お金
オランダほかヨーロッパではキャッスレスが進んでおり、現金はあまり使いません。クレジットカードも使えない店が多いです。その代わりに、デビットカードになっている銀行のカード(BANKカード、PINカード)を使って決済します。カードをかざして決済できますが、googlepayやapplepayにも連動できます。1枚のカードで複数端末に登録できます。カードは追加料金を払えば同じ口座に紐づいたものを複数発行してもらえます。我が家は念のために2枚持ちです。
※国によっては5ユーロ以下は現金など、下限を設けている店が多い場合もありますが、オランダではそのような店に当たったことがありません。旅行時は一定額現金を用意しましょう。

送金アプリtikkieティッキー
上述したように、オランダでは現金を使わないので、お金のやり取りをオンライン上ですることが多いです。銀行振込などもできますが、多くの方がよく使われているのがtikkieティッキー。送金する側はアプリを入れる必要はないのですが、請求する側はアプリを入れる必要があります。日本の携帯電話の場合、日本の携帯に紐づいたアカウントでは作成できないので、iPhoneはappleID、Androidはgoogleアカウントをそれぞれオランダ用に作り、設定で国をオランダにするとtikkieティッキーアプリを入れることができます。

オランダの日本人コミュニティでの中古品売買
本帰国などに伴って、日本のメルカリなどよりもお手頃価格でさまざまなものが売買されています。郵送ではなく、手渡しが多いと思います。
・LINEグループwin-winに招待してもらう(常に満員なので、複数名に依頼してはいかがでしょうか)
バイバイネット(手数料なし)
オランダ掲示板(手数料なし)
HARROアプリ(販売手数料あり)

オランダのネット通販
Amazon.nl(英語あり)、bol(英語なし、オランダ語)、ファッション系のZalando(英語あり)に登録しておけば、大体のものが買えると思います。壊れているものが送られてくる確率は日本と比べると高いですが、返品はほぼ無料でできます。

宅配
箱が壊れて届くことが多いです。マンションタイプの場合、オートロックの中のホール内に置いていかれることもあります(部屋の前まで届けないということです)。

オランダの玄関の鍵はホテル式のオートロックが多い
我が家もこのタイプで、何度か鍵を持たずに出掛けて、オーナーさんに来てもらって開けてもらったことがありました。ちょっとの外出でも鍵は忘れずに部屋を出ましょう。

合鍵
アムステルフェーンでは、スタッツハルトのAH前の修理店などで10ユーロ以下で作れます。

オランダの窓には網戸がない
窓がないので、虫が入ってきます。自分で取り付けられる網戸を日本から持参してもいいですが、オランダのAmazonやbolなどで購入できるので、そちらでも対応可能です。10ユーロほどで買えます。

暖房はあるが、クーラーはない
壁にガスヒーターが備え付けられている家が多いですが、冷房器具はない家が多いです。扇風機やエアコンは、オランダのAmazonやaction、brokker、赤いドラックストアKruidvatなどで夏頃から販売されるので、一台あると便利です。大きさや機能によりますが、20〜50ユーロほどです。

トイレ事情
オランダに関わらず、ヨーロッパは公共トイレは基本有料です。無料だったらラッキーくらいに思っておいたほうがいです。
アムステルフェーン周辺では、トラムの駅や小さな公園、小さいショッピングモールには公共トイレはありません。日本のようにスーパーやドラッグストアでも借りられません。公共トイレがない場合、近くのカフェなどに入るしかないです。小さな子どもがいる場合や急な体調不良にはなかなか大変ですが、下記ではトイレが使用できるので、お出かけ時にご活用ください(2025年11月時点※使用基準が変わる場合があります)。

・Stadshart:-1階Albert Heijn前に有料トイレあり。同場所の子どもトイレは無料。デパートde Bijenkorf2階のトイレは無料。広場前のPlatform C(公民館)のトイレ無料。子どもは図書館のトイレ使用可能(スタッフさんに声掛けが必要)。
・Westwijk:ショッピングモールにはないが、図書館、公民館に無料トイレあり。
・Sportlaan:入り口に無料トイレあり。
・Gelderlandplein:-1階に有料トイレあり。
・アムステル公園:入り口に無料トイレ、ミニ遊園地前に有料トイレあり。

住むと便利な場所はどこ?
大きなバスターミナル、トラム駅、大型ショッピングモール、習い事もできる公民館、図書館がそばにあり、広場では毎週のマーケットが開かれるStadshartスタツハルト周辺がやはり便利だと思います。ただ、家不足、家賃高騰の今、会社の家賃基準などで難しいときには、特にお子様がいる場合、通園通学先までバスやトラムで無理なく行ける場所を選ぶといいかと思います。参考までにAmstelveen周辺の学校など主要施設の所在地を載せておきます。
また、Amstelveenはトラムで南北の移動はできますが、東西の移動は難しいです。ヘルダーランド、スタッツハルト、スポルトラーン、ウェストバイクなどの主要エリアへの移動は、住んでいる場所にもよりますが、バスの方が本数も多く、便利な場合が多いので、最後、どこに住むか迷われたら、トラムよりもバス移動で便利な場所を選ばれるといいのかなと思います。トラムは10分に1本で運休も多いですが、バスの主要路線はもっと本数が多いです。google mapなどで経路検索するとすぐ出てきます。

トラム・バスの乗り方
トラム、バスの駅、車内で切符は売っていません。タッチ決済ができるPIN(BANK)カード、クレジットカードがあれば、乗るときに端末にタッチして、降りるときにもタッチします。Zuid駅などでトラム・バス専用のカードov-chipkaart(SuicaやPasmoのようなもの)を買って(WEBからも購入可能)、チャージして使うこともできます。チャージは、Albert Heijnなどでできます。ただし、トラムやバスの駅ではできませんのでご注意を!登録すればオンラインチャージも可能なので、オンラインで設定するのが便利ではあります。
また、毎日使う場合は、記名式にする、サブスクにするなど、割安で使える方法もあります。詳しくはこちら
いずれの場合も、タッチがうまくできず、過剰請求されている場合があるので、定期的に確認し、間違いがあった場合はこちらから申請すれば返金してもらえます。
なお、電車は指定席がある場合や長距離電車は切符が必要な場合がありますので、事前に確認を。Zuid-Amsterdam、schipolなどはタッチで乗車可能です。

アムステルフェーンから乗り換えなしでアムステルダム中心部に行けるトラム、バス
5番トラム:Museumplein、Dam、Centraal Stationなどにとまります。(Westwijk、sportlaanなど25番トラムから乗る場合は、Oranjebaan駅で乗り換えが便利)

アムステルフェーンからスキポール空港に行けるバス
300番バス ほか

タクシー
アムステルダムの駅前や空港周辺を除き、日本のように道端でタクシーを捕まえるのは難しいと考えてください。旅行の場合は、ホテルのフロントで手配してもらえますが、日常でとっさに使いたい場合はBoltやUberなど配車アプリを入れてタクシーを手配します。エリアによると思いますが、アムステルフェーンはBoltの方が登録台数が多いように感じます。
アムステルダム・フェーン周辺で評判の良いタクシーはTCA TAXIです。

交通関係
自転車道があるので、道を渡るときにはまず、自転車レーン、車のレーンの両方を見る必要があります。車は止まってくれることが多いですが、自転車、バイクは止まってくれることは少ないので、注意して渡ってください。

車関係の違反
・駐車場をアムステルフェーンから借りている場合、更新を怠ると罰金になります。更新案内が届かないので、忘れないようにカレンダーにチェックを。
・速度違反は厳格で、少しでも超えると罰金を支払う手紙が届きます。
・窓ガラスの曇りも罰金対象です。

家の修理
オランダは古い家が多いので、リノベーションはしてあっても、水周りなど、結構な頻度で修理が必要になります。我が家も2年間で、トイレの水漏れ、洗濯機の水漏れ、電気の故障、シンクの水漏れなどあらゆるところを修理してもらっています。修理が必要な場合、オーナーさんに連絡をして、オーナーさんお抱えの修理屋さんがきます。その人で対応できる場合はその修理屋さんが、複雑な修理が必要な場合は専門の技術者を呼んで修理となります。これが、オーナーさんの人柄によって、進むスピートが全く異なります。連絡して1か月以内に直ればマシな方と思っていた方がいいかと思います。

ゴミ関係
・ペットボトル、ビン、カンはリサイクルマークがあるものは購入時にデポジット金が取られています。AlbertHeijnなどのスーパーにある、リサイクルマシンに入れると返金できます。違うスーパーで買ったものも返金してもらえます。
・専用のゴミ袋はないので、何に入れても出せます。ゴミ袋はスーパーなどで購入可能です。
・アムステルフェーンは粗大ゴミを無料で捨てられる場所があります。

医療関係
BSN(個人番号)を取得後、保険、ホームドクターの登録をします(BSNがない間に病院にかかると保険に入っていない期間のため自費になります)。保険は駐在員の場合、会社が加入してくれることがほとんどかと思います。
ホームドクターは一度登録すると変更するのが大変なので、少し時間をかけても情報収集をしてから、家からアクセスの良い場所で、評判の良いところに登録してください。
なお、会社で保険加入後も、オランダの保険管轄の事務所からオランダの国民保険に入るように連絡が来る場合がありますが、そのままにすると罰金などになるので、会社に確認して、書類を提出する必要があります。
アムステルフェーン周辺には、日本人医師、日本人歯科医、日本人理学療法士のいる病院があります。また日本人の鍼灸師、整体師、アロマテラピストなどもいらっしゃいます。海外で健康相談を日本語で相談できるのは有り難いですが、評価はさまざまです。先輩駐在員に話を聞いた上で利用するか否かを決めた方がいいと思います。我が家は、夫婦それぞれいい鍼灸師さんに出会え、定期的に治療をしてもらって助けられています。
症状によって、大きな病院に行く必要がある場合は、現地の先生を頼るしかありません。その際、アムステルフェーンの総合病院Ziekenhuis Amstellandアムステルランド病院であれば、予約などを日本語で相談できるジャパンデスクのサービスを無料で利用できます。
なお、健康診断はオランダで受ける場合、日本語で受けられる会社が多いようです。

子どもの予防接種・定期検診
オランダの予防接種スケジュール:https://rijksvaccinatieprogramma.nl/en/vaccinations
日本と一部異なります。オランダで生まれた子どもはオランダのスケジュールで進みますが、日本で生まれた子どもはオランダに引っ越す前までに日本で接種した履歴を元に、未接種のものはGGD(オランダの保健所)から接種案内が届きます。
子どもがいる場合、BSN番号登録後、保健師さんの訪問があります。その際に、日本の母子手帳などを見せて接種履歴を伝えるとオランダ版の接種履歴の用紙を作ってもらえます。
オランダの予防接種スケジュールにはなく、日本のみのもので未接種のものは、一時帰国時などに自費で接種可能です(本帰国後であれば、自治体や内容により無償で受けられる可能性もあるので確認を)。もちろんオランダでもトラベルクリニックなどでワクチンがあれば自費で接種可能です。

インフルエンザの予防接種
オランダでは60歳以上、妊婦や基礎疾患を抱えている人にのみ接種の案内が届きます。乳幼児や一般の人は対象外です。
参考:https://www.rivm.nl/en/flu-and-flu-vaccine/vaccine
アムステルフェーン、アムステルダム、ハーグ近郊ではKLMのヘルスサービスが自費での予防接種を受け付けています。アムステルフェーンからはスキポールの病院が近いですが、毎年すぐ埋まってしまうので、早めの予約がおすすめです。
参考:https://www.klmhealthservices.com/en

ビタミンD
オランダは特に冬場は日照時間が短いので、幼児や妊婦、高齢者などにビタミンDの摂取が推奨されています。
https://www.thuisarts.nl/vitamine-d/ik-heb-misschien-extra-vitamine-d-nodig
ビタミンD自体はスーパーや薬局で手に入ります。

オランダのドラッグストアで探すのが難しい薬や医療品
冷えピタ・熱さまシート・アイスノンなどの熱冷まし、マキロン、オロナイン、正露丸、ホッカイロなどの温活商品

駐在員向けの保険を活用
駐在員でオランダの保険に入らず、Allianzなどの民間保険に加入している場合は、保険の保障内容によっては、オランダ国内だけでなく、日本など旅行先での医療費や市販薬、漢方薬、自費検診などに対しても、領収書やinvoiceがあれば、保障(返金)してもらえる可能性があります。メガネやコンタクトレンズ、鍼灸治療、整体治療などが保障対象になるプランもあります。保険に加入次第、すぐに保障内容を確認しましょう。一方、歯科治療については「駐在員は無料」などと書かれているブログなどもありますが、そもそも全員治療費はかかっており、保障内容で返金金額などは異なっているので、事前に必ず確認してから治療を進めてください。我が家の保障内容は一部は自己負担となるもので、全額返金はしてもらえませんでした。

日本とは異なる割引システム
日本では、一つ⚫︎割引、⚫︎%OFFというのが多いのですが、オランダではこの売り方は少ないです。よく目にするのは、「一つ買うと二つ目無料(1+1 GRATIS=無料)」「二つ買うと三つ目無料(2+1 GRATIS)」「二つ買うと二つ目半額(2e Halve prijs)」という売り方です。物価が高く、一つが安くなりにくいので、なかなか新しいものを買うのは勇気がいるのですが、一度気に入ったものがあれば、まとめ買いには便利です。

せっけん類は泡系、ポンプ型は少ない
オランダで売られているボディソープやシャンプーなどの容器は、ほとんどのものがポンプ型ではなく、ボトルを逆さまにして出すタイプです(ハンドソープのみポンプ式)。詰め替え用の製品はほぼなく、毎回容器入りを買う形です。ポンプ式が使いやすいので、我が家は日本から持参した容器に詰め替えています。また、日本でお馴染みの泡で出るタイプはほぼありません。泡タイプで使いたければ、日本の泡系が出る容器を使うと、ほとんどの場合、泡で出せます。粘り気の強い液体も、少し水を足して振れば、泡になります。子どものボディソープやハンドソープは泡が使い勝手が良いので、現地の製品(中身)と日本の容器の組み合わせています。

ティッシュペーパーが高め
一箱1€以上!隙間があれば日本から持ち込みを。

日本にあるドリップコーヒーの簡易パックは売っていない
日本のようなコップの上に置いてドリップできるドリップコーヒーの簡易パックは売っていません。オランダに限らず、ヨーロッパではこのドリップコーヒーの簡易パックは見かけず、ネスプレッソが主流です。そのため、ネスプレッソのカプセルも公式のものでなく、スーパーのプライベートブランドなどが豊富にあり、日本に比べて手ごろに手に入ります。もちろん、豆やインスタントも売っています。

おむつはテープタイプが主流
おむつは種類は少なめで、Pampersとスーパーと薬局でそれぞれプライベートブランドがあります。テープタイプluiersが主流で、パンツタイプluierbroekjesもありますが、いずれも日本より高いです。サイズによりますが、パンパースは薬局などで割引で買っても1枚30セント(約50円)近くします。日本では1枚25円ほどなので、なかなか割高です。Pampersが良ければ、amazonなどで安くなっている時に購入するのがおすすめです。調査の結果、プライベートブランドの商品は、オランダでは1枚20セント前後で購入できればお安めです。おしりふきbillendoekjesの品揃え、価格感もオムツと同様、日本の2倍ほどです。睡眠時用のオムツ、プール用のオムツ、おむつ袋Luierzakjesも売っています。残念ながら日本の製品のように匂いを閉じ込めるのは難しいですが、香りはついています...。

美容院
アムステルダム、アムステルフェーンほかオランダ各地に日系美容院があります。先輩駐在員におすすめを聞いてみてください。

ネイル
地元の店はいくつかありますが、現在、アムステルフェーン周辺に日本人のネイリストさんはいないようです。

ミッフィーはnijntje
オランダでミッフィーはnijntjeと言います。専門店もありますが、HEMAのミッフィーnijntjeグッズは日本とは違うあしらいが多く、なかなかかわいいです。お土産にもどうぞ。

食卓を彩る食器
アンティーク市が定期的に開催され、フィンランドのiittala、Arabia、マリメッコ、ポーランドのポーリッシュポタリーなどの食器が日本よりも身近で、集めている方も多いです。ポーリッシュポタリーはアムステルフェーン近くでも買える場所がたくさんあります。オランダのデルフト焼やオランダ発のブランドBLOND、PIP studio、&Kなどもステキです。

-常設のお店
-イベント
Marimekko Sample Sale Rotterdam
骨董蚤の市verzamelaarsjaarbeurs:ヨーロッパの屋内では最大規模

Amstelveenで参加できるお花のレッスン
花が身近なオランダならではのアレンジメントやリースを日本人の先生から学べる場所があります。
-オランダの花やさん
-withFlowers

犬のフンは持ち帰らない
路上や駐車場、特に芝生では犬のフンがボコボコ落ちており、靴やベビーカーが何度も被害に遭っています。オランダは外に水道がなく、玄関の三和土もないので、家の前などで掃除するしかないのですが、バケツやペットボトルに水を入れて、運んで...となかなか重労働です。くれぐれも散歩時はご注意を。

野鳥のフン害
オランダは野鳥が数多く棲息しているので、車や自転車、ベランダなどあらゆる時、場所で分被害に遭います。地元の人は諦めているのか、高級車もフンまみれになってしまっているのもよく見かけます。

郵便・荷物関連
・一般的な手紙・はがきの送り方
宛名の書き方など:https://www.post.japanpost.jp/int/ems/greeting/howto/address.html
切手の購入方法:postNLの入った書店や文房具店、Albert HeijnなどのスーパーのカウンターでInternationalの切手を購入できます。重量などの心配があれば、postNLに行ってその場で必要な金額を支払うことも可能です。

・クリスマスなどの限定切手
https://shop.postnl.nl/webshop/postzegels?pst=sp-pnl-nav-verz-ql3-shop-zegels

・日本から荷物を送ってもらう際の工夫
A4で厚さ4cm程度、2kgまでならば日本からラベル作成なしの「手紙」「書類」の範囲内で荷物が送れます。絵本や教材、厚さのない雑貨など(厳密には内容物に規定がありますが...)、2kg最大で4000円ほどです。ポストに届きますので、ポストに入らないとその場に置いていかれたり、postNLで受け取りになってしまったりするので、事前に郵便受けに入る厚さを調べておくとスムーズです。
「物品」になるとカテゴリが異なり、オンラインでラベルの発行が必要になり、なかなか手間なので、我が家はこの「手紙」「書類」に入る範囲で家族に発送をお願いしています。

・日本のアマゾンの利用
最初は我慢していましたが、滞在年数が進むにつれ、どうしても現地では買えないものをポチしてしまいます。送料1万円分で結構なものが送れます。他にも、楽天など海外配送サービスはたくさんあります。

一時帰国時の注意
ハーグ条約により、片親が18歳未満の子どもを連れて日本などEU圏外に出る場合、もう片方の親の同意書などがなければ、飛行機に搭乗できない場合があります。詳細は下記より。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_miseinen.html

一時帰国時の我が家のアイデア
・(飛行機の子ども対応)シールやぬりえ、オフラインで見られる動画、こぼれにくいお菓子を用意
・夫婦の実家が地方で、東京や大阪に家がないので、オランダに来る前に住んでいたエリアのアパートメントホテルを利用。途中、実家に数日遊びに行きました。
・各種健康診断、病院、歯科を初日3日ほどに詰め込み、何かあった場合、帰国前に対処できるような予定にしました。
・オランダからの荷物は、すぐ使うもの、お土産類などにわけ、すぐ使わないものはクロネコヤマトの空港宅急便でホテルへ郵送。
・帰国時は帰国数日前に買ったものを詰められるだけ詰めて、事前に空港宅急便で空港へ。手元には最後まで使うものだけ残せば、最後まで身軽に日本滞在できます。
※ヤマトで荷物を送る際、重量制限があり、一つの荷物につき30kgを超えないように準備する必要があります。我が家は配送所で何度か詰め替えをした経験があります。
・国際線は航空会社やクラスによって、無料の預け荷物の重量や個数が異なるので、事前に調べておくと安心です。荷物が多い場合、超過料金を払えば運んでもらえるので、我が家は何度か超過して送っています。

一時帰国時にオランダから日本へお土産に買って行って喜ばれたもの
Tony's Chocolonelyのチョコレート(色々なフレーバーが入ったもの)
・Kamphuisen Siroopwafelのストロープワッフル(ゴーダGOUDAでしか買えませんが、美味しいです。2025年11月現在、Amstelveenのケーキ屋さんpatisserieprenger2カ所でも購入可能です。)
・HEMAのミッフィーグッズ
・pickwickの紅茶(DOUCH BRENDがオレンジ入りで日本では珍しいようで喜ばれました)
・Unoxカップスープのもと(エルテンスープやマスタードスープなど、日本では売っていないものを購入)
・ナッツ類
・トリュフマヨネーズ
・マスタード

一時帰国時に日本からオランダの方へお土産に買って行って喜ばれたもの
夫の会社からお使いを頼まれるもの
・ヨックモック シガール
・カステラ

暮らしてみて知った日本では知らないオランダの一面
・新年を祝う花火で毎年数人が死亡、重症に

3年以上の駐在生活で気がついたこと
日本人コミュニティが良くも悪くも狭くて強いです。日々の買い物はもちろん、遠く離れた旅行先でも会うことが多々あるほどです。たくさん助けてもらっている感謝もありますが、滞在が長く声が大きい人がルールになってしまうような雰囲気もあります。善意の悪循環のようなものもよく見かけます。日本人同士ということで不要な結束も出てしまい、人間関係で思わぬトラブルに巻き込まれることも。親しくなっても、話をするときはお互いに誰に聞かれてもいい内容に留めておくことが、自分や家族を守るには必要だと感じています。学校関係ではこれがそのまま子どもに影響してしまっているような場面もあります。せっかく子どもの幸福度や教育で注目度の高いオランダにいるので、何かにとらわれずオランダの素敵な仕組みや考え方を取り入れていきたいものです。
そして冬が長く、外食も高くてイマイチなので、特に子育て世代は自宅で集まることが多いです。持ち寄りもよくあります。もともと家に誰かを招くことやイベントごとが好きな方はいいのでしょうが、そうでない方はこれも心労になると思います。そもそも家の広さも家族の会社の福利厚生で大きく違います。招く方も招かれる方も負担の少ない方法にできるといいのでしょうが、なかなか難しいです。ただお互いにいつかは帰る関係性なので、無理のない範囲でお付き合いすればいいと思います。
また日本人以外の方を「ガイジン」と呼んでしまう方も少なくないです。でもここはオランダ。外国人は私たちなのです。せっかくの海外生活。オランダはもちろん、近所に暮らす様々な国籍の方、そして日本各地から集まった方と、それぞれの文化のいいところを取り入れて暮らしていきたいものです。