2023-08-19

ノルウェー・ベルゲン急行・ソグネフィヨルド・オスロ✈︎オランダ・スキポール空港発着3泊4日子連れ絶景旅

夏旅第二弾は暑さを凌いでノルウェーに。KLMでノルウェーの西の街、ベルゲンから入って、ベルゲン急行やクルーズ船のチケットが付いたフィヨルドツアー(ガイドなどはなし)を活用して東の首都・オスロまで横断した記録です。

初日は8時代の便でベルゲンへ。1時間半のフライトです。空港から中心部までは電車で移動。早速、車窓からの景色に癒されます。

街の中心部では海鮮などの店が並ぶマーケットが開かれていました。どれも美味しそうなのですが、やはり物価が高く、なかなか手が出ません。せっかく来たのに食べないのはもったいないので、サーモンスープとパンを買ってお昼にしました。
腹ごしらえをしてケーブルカーでフロイエン山Fløyfjelletへ。遠くにはクルーズ船も見えます。
(後述しますが、オランダからフィヨルドを巡るクルーズ船がいくつか出ているので、そちらで向かうのもおすすめです。今回のツアーですとスーツケースを持ったまま移動をしなくてはならず、子連れにはやや厳しめです。)
山を下って、世界遺産の木造建造物が並ぶブリッゲンBryggenへ。
 噴水公園も絵になります。
夕食は駅前のスーパーやファーストフード店で調達。お肉屋さんではトナカイハム(写真)、魚屋さんではサーモンを買いました。

2日目。いよいよフィヨルドツアーへ。ベルゲンBergenからベルゲン急行に乗って出発です。
車窓からの眺めもどんどん美しくなり、感動が続きます。
1時間ほど乗車し、乗り換えのヴォスVossへ到着。
ここでバスに乗り換えるのですが、運転手さん以外のスタッフさんがいない上、勝手に乗り込む形で、一部の方が座れない状況になってしまいました。ヤキモキしながら待っていたところ、アジアなら置いていかれそうですが、流石に北欧、置いていくということはないようで、他の乗客の方と調整してくださり、子どもだけチャイルドシートをつけて、私たちも無事に乗車して出発です。
いくつかバス停があって、停まっている間に眺めた景色にも心が洗われます。
1時間弱バスに揺られて、Stalheim Hotelで写真撮影のための長めの休憩。
さらに30分ほど走って、いよいよフィヨルドクルーズの乗り場Gudvangenへ。お昼ご飯は行列ができていた乗り場側のカフェでベーグルとサンドウィッチを購入し、いよいよ乗船。
早速、美しいフィヨルドが全面に広がり、うっとりします。
フロムに近付いてくるといくつか集落が見えてきます。
2時間の船旅、感嘆しっぱなしで、自然の雄大さに、生きててよかった、と思わず口にしてしまうほどただただ美しい景色が広がっていました。
下船地のフロムは小さな小さな港町。観光客向けのスーパーとレストラン、土産物屋さんに、飲食系の屋台がこぢんまりと並んでいます。どこも営業時間は短めなので、事前にチェックして、夕食や翌日の朝食の調達を忘れないようにしてください。
地ビールが美味しいと評判のレストランへ。レストランは満席で入れず、バルで地ビールだけいただきました。
夕飯はスーパーでスープのもとや冷凍食品などを購入し、キッチン付きの宿で調理。美しい景色と空気を感じながらの料理はとても捗りました。

3日目は、オスロに向け、まずはフロム鉄道に乗車。駅前のパン屋が評判だったので、そこで昼ごはんを調達して乗り込みました。
車窓からいくつもの滝が見られます。

1時間ほど乗車してMyrdalへ。電車が到着するまで、1時間ほど駅舎で待ち、再びベルゲン鉄道に乗車。乗車後すぐに絶景ポイントで停車したものの、お天気が悪く、標高が高くて寒いので、すぐに車内に避難。
5時間の電車旅、子どものお昼寝の時間も重なり、私たちも一緒に昼寝。気がつくと街に近づいていました。

オスロ駅到着。2日間の自然の雄大さとは打って変わって近代的な都市の喧騒が広がり、心も体もちょとびっくりしてしまいます。でもとても歩きやすい街です。
夕食はガイドブックにも載っているEngebret Cafeで。出張か駐在員の方と思しき日本の方もお見かけしました。

4日目は王宮に寄ってから、国立美術館へ。
持っていたガイドブックが10年ほど前のものだったので、移転前の場所に行ってしまいました。移転先もそんなに遠くはありませんが、地図はgooglemapの方が頼れますね。「ムンクの叫び」もしっかり鑑賞できました。
物価が高いので、お昼はスーパーのデリやパン屋さんで調達。ランチビールも。ノルウェーのビールはこの銘柄がお気に入りとなりました。お土産にも数本買ったほどです。
ゆっくりお昼寝をして、駅前で買い物。近代的でえ歩きやすい街です。
フィヨルドも見られるというオペラハウスの屋上へ。皆さんの憩いの場となっていました。

5日目、最終日。まずはオスロ市庁舎へ。セキュリティチェックはありますが、無料で入れます。当日は結婚式もしていて華やかな雰囲気になっていました。
国会議事堂を回って、オスロ大聖堂へ。
お天気も良く絵になる街並みを最後まで楽しみました。オスロは美術館やカフェ巡りなどをゆっくりしたいのであれば長めに滞在してもいいかと思うのですが、子連れですと、そんなに行くところもなく、時間を持て余してしまいました。物価も高いので外食も億劫で、ホテルのキッチンで料理三昧となりました。
帰りは16:30の飛行機だったので、ランチ後もホテルでゆっくりして、空港へ。
...と、ここから事件勃発。オスロにはチケットなどにOsloと記載される空港が2つありまして、私たちは、Oslo (TRF)、オスロ・サンネフヨルSandefjord Airportへ行かなければいけないところを、ガイドブックなどに載っているオスロ空港Oslo Airportへ間違えて行ってしまいました。。KLMだったので、サービスデスクに電話をしてなんとか当日便に振り替えて帰れたのですが、差額は約700ユーロ。。。うーん、なんとも高い勉強代となりました。

おまけ。最初の方にも書いたのですが、オランダからフィヨルドへ行くクルーズ客船が結構出ています。ドイツまで広げるとMSCなども出ている上、現地の物価の高さを考えると、クルーズでの旅もありかと思います。地中海と比べると割安なのも魅力です。フィヨルドは個人的に特に気に入ったので、帰国前にのんびりとクルーズ船でフィヨルドを訪れたいです。

2023-08-11

イタリア・サルデーニャ島✈︎オランダ・スキポール空港発着3泊4日子連れ夏旅

地中海でシチリアの次に大きなサルデーニャ島。島北部、オリビアOlibiaへの3泊4日子連れ旅の記録です。

スキポール空港からはeasyJetの昼便で2時間半のフライトです。オリビア空港から中心部へはバスで向かいました。所要時間は30分ほどです。

最初に、メイン通りを一歩外れると静かな住宅街が広がるオリビアの街について。

一部にセレブ御用達エリアもある、島北東部の海岸線・エメラルド海岸の中でも手頃な宿が集まるという情報からオリビアを選んだのですが、オリビアの街に港はあるものの、街から歩いていけるビーチはなく、ビーチは公共交通機関ではバスでしかアクセスできません。いわゆる、ちょっと歩くとビーチが広がるリゾートではありません。我が家はのんびりしたリゾートをイメージしてオリビアを選んだのですが、ビーチまでバスとなると子連れではなかなか厳しく、猛暑の田舎町を訪れる感じとなってしまいました。食事もイタリア本土と比べるとお店の数も少なく、美食を求めて...というのも難しい場所でした。

季節を外して、島巡りをするなど、アクティブな旅がお好きな方には、イタリアの新たな顔が見られてとてもおすすめですが、ビーチリゾートで過ごすにはgooglemapなどでビーチがあるエリアのそばのホテルを選んで過ごすなど、工夫をする必要がありそうです。

何かのご縁でオリビアに1日でも滞在される方がいらっしゃれば、下記、ご参考になれば嬉しいです。
到着日はメイン通りを散歩しながら、気になるレストランPiperita Pattyで夕食。魚介を中心に楽しみました。子ども向けにボロネーゼも作ってくださいました。
翌日はバスで近くのビーチSpiaggia Pittulonguへ。バス停は空港行きのバスの向かいです。バスは海水浴の荷物を持った観光客ですしづめ状態。子どもだけなんとか席を譲っていただき向かいました。ビーチも大混雑、かつ大きなハチに何度も襲われかけ、1時間ほどで退散しました。(夏はハチが多いようで、滞在中、街中でも何度も襲われかけました。お出かけの際は防虫スプレーの持参を忘れずに)
オリビアの中心部に戻って、遅めのお昼はピザ屋Ristorante Pizzeria Giropizza - Trikuで食事。ここのピザは大当たりでした。
午後は街歩きへ。メイン通りCorso Umberto Iを港まで散策。
港の手前に市庁舎、港の広場には観覧車やメリーゴーランドのほか、ちょっとしたマーケットが出ていました。
サルデーニャの旗がいたるところにはためいています。
夕食は早くから営業していてサルデーニャ名物が食べられるAnticas Licanzias Bistròへ。お通しは名物のパリパリのパン・カラサウ。
メインはサルデーニャ特産の小さなニョッキ・マッロレッドウス(左)とチーズ入りのラビオリをいただきました。ごちそうさまでした。
3日目、最終日はホテルのプールを中心に遊びました。途中、気分転換にジェラードを食べに行きがてら街歩きもしましたが、とにかく暑いので、そんなには動けません。また3日目以降は目当てのレストランの営業時間が昼夜ともに遅めで、外で食べることは諦め、スーパーの惣菜などを買って楽しみました。さすがイタリアなので、お惣菜のラザニアなども美味でした。スーパーはホテルから少し歩きましたが、SUPERPANとCash Market Supermarketを使いました。

おまけ。サルデーニャの旗をあしらった缶が特徴の島産のビールichnusaは、暑い日にグビグビ飲むのにピッタリでした。気に入ったのでお土産にも数本買ってしまいました。