2025-08-09

イタリア:トリノTorino〜アオスタAosta〜モンブラン(クールマイユールCourmayeur)〜チェルビニアCervinia(マッターホルン)✈︎オランダ・スキポール空港発着 4泊5日子連れ旅

昨年、スイス、フランス側から見たモンブランとマッターホルンの美しさと麓の街での滞在が気に入り、今年はイタリア側からアプローチすることに。

初日は朝9時半でトリノへ。スキポール空港からトリノ空港までは2時間。遅延があったもののお昼すぎに到着し、バスでTorino Porta Susa駅へ。電車でも行けるようですが、バス乗り場が近かったので、バスにしました。

バスから降りると、とにかく暑い!35℃近くあり、涼しいオランダ暮らしが長くなった我が家、特にオランダ育ちの子どもはすぐバテてしまいました。。

トリノは人口ではイタリア第4の街。街はとても綺麗で歩きやすいのですが、地図で見る以上に広く、バス停からそばだと思っていたレストランにもなかなか辿りつきません。


ようやく着いたピザ窯もあるRistorante Pizzeria Grattacieloで、パスタとピザを頬張りました。やっぱり本場!特にピザ生地をパスタの下に敷いたLinguine in crostaというボロネーゼが絶品でした。

ランチ後はジェラートを食べにSiculoへ。チョコフォンデュというジェラートがかなり美味しかったです。

その後、トリノからアオスタに向かうバスが出発する16時まで、街歩きをする予定だったのですが、暑さと街の広さに圧倒され、Torino Porta Susa駅構内のマクドナルドで時間を潰しました。Torino Porta Susa駅自体も端から端まで距離があり、子連れにはなかなかハードルの高い時間となりました。

ようやくバスの出発時間となり、1時間半かけてアオスタに到着。

ガイドブックにあるように、四方が山に囲まれています。でもここも暑い!

夕食はガイドブックにも載っていたAldente Restaurantへ。ポルチーニ茸のパスタ、美味しかったです。

2日目はアオスタから路線バスでクールマイユールへ。
バス乗り場はアオスタ駅の向かいです。切符売り場はなく、クレジットカードなども使えないので、乗車時に運転手さんに行き先を伝えて現金で支払います。大人二人で片道10ユーロ以下でした。
1時間半ほどでクールマイユールへ到着。アオスタ以上に山々が近い!
クールマイユールのバス乗り場から広場までは5分ほど。
広場からはモンブランは見えませんがグランドジョラスなどが広がります。

少し街歩きをして路線バスでモンブランやグランドジョラスが間近に見えるフェッレ峡谷Val Ferretへ。バスは無料でした。ガイドブックで紹介があったバス停18番で下車。
グランドジョラスとモンブランがより近くで見られます。特にグランドジョラスは圧巻です。
モンブランがもう少し綺麗に見たかったため、広場近くで買ったフォカッチャをかじりながら、バスでもう少し先へ行ってみることに。最初、車窓からうまく見られるところがあったのですが、徐々にグランドジョラスしか見えなくなってしまったので、引き返すことに。20番のバス停まで戻り、近くを歩きます。歩いた結果、19番のバス停で降り、近くを歩くとモンブランもグランドジョラスも割と綺麗に見えると思います。
それにしても、肉眼では綺麗に見えているのですが、写真にはなかなかうまく収まってくれないモンブランでした。。
去年のフランス側からもあまりうまくは見られなかったので、駐在中にもう1度見てみたいものです。
モンブランを見納めながら、バスでクールマイユールへ戻ります。
遅めのお昼はピザが有名なPizzeria Ristorante du Tunnelへ。お皿からはみ出る大きなピザは絶品でした。
もう少しゆっくりしたかったのですが、次のバスを逃すと1時間後になってしまうので、急いでバス停へ戻り、アオスタへ。

夕方、アオスタに到着。少しゆっくりして夕飯へ。中心部から少し離れた地元で愛されていそうなLes Gourmetsへ。フレンドリーなサービスでとても気持ちの良い雰囲気の中、シンプルながらも本格派のイタリアンが食べられて大満足でした。

翌日はマッターホーンが見られるチェルビニアCerviniaへ。
途中、Chatillonで乗り換え、Cervinia手前のブル湖Lac Bleuで下車。約2時間のバス旅です。乗車賃は昨日と同様に現金払い。大人二人で各6.6ユーロでした。

バスを降りて脇道に入るとすぐに湖が広がっていました。
湖の周りを進むと、マッターホルンが面前に綺麗に聳え立っています。
何度も写真を撮って、チェルビニアのバスターミナルまで歩きます。道路に沿う形で遊歩道があり、表示もあるので子どもも歩きやすく、30分ほどでチェルビニアの街の中心部に到着できます。
途中に公園もあって、子どもたちがアルプスを眺めながら遊んでいる景色はかなり贅沢です。
ようやくチェルビニアの街が見えてきました。マッターホルンの頭は隠れん坊中です。
山岳リゾートの清々しい雰囲気に癒されます。
早めのランチを食べ、帰路へ。
バスターミナルからも周囲の山々が圧巻です。
マッターホルンの頂上はまだ隠れたままお別れです。街の雰囲気がとても良かったので、次回は1泊してみたいです。

アオスタに戻った後は、プチトラムでアオスタの名所巡り。大聖堂やローマ劇場のファサードなど、ローマ時代から栄えていた街の片鱗が見られます。
夕食は人気のサンドイッチ店Alpaninoでグルメバーガー。ビーフもソーセージもアオスタ産だそうです。とっても美味しかったです。
4日目の朝はアオスタを散歩して、バスでトリノへ。
車内のおやつはアオスタ名物のテゴーレ・ダオスタ。ラングドシャのような懐かしい味わいです。
バスの到着が30分以上遅れてヤキモキしましたが、無事にトリノに到着。
ランチは初日のレストランが近かったので、再訪。平日だったので日替わりメニューも出ていて、地元の人で大賑わい。大当たりでした!
昼食後は暑さを気にしつつ、バスをうまく使ってトリノの名所観光。バスはタッチ決済可能です。王宮周辺は見どころ満載でした。
Eatalyには行けませんでしたが、中心部には他の高級食材店などあり、買い物も楽しめます。個人的にはCoopの高級路線?の店舗が楽しかったです。
途中で食べた市内にもいくつかあるGelateria La Romanaのジェラートは必食です!
夕食は中心部まで遠いことから、昼食でも使ったレストランへ。トリノのあるピエモンテ州の名物料理の前菜の盛り合わせにパスタとピザをいただきました。安定の美味しさで大満足でした。
翌朝はスーパーでお土産だけ買って空港へ。トリノ名物の三角形のチョコレートやbaci di damaなどをゲットできました。

このエリア、我が家はとても気に入っていて、次回はスイス・ジュネーブから入ってフランス・シャモニー、クールマイユール、チェルビニア、トリノなどで周遊してみてもいいかなと計画を立てました。このエリアは本来電車が走っているのですが、今はバスしかないので、次回までに復活してくれることを期待しています。