2014-12-27

ギリシャ旅行✈︎アテネ〜メテオラ〜エーゲ海クルーズ、ちょっとだけドーハ②

アテネ旅行、2日目はメテオラ観光に行きました。
朝のお散歩がてら、ホテルから国鉄のAthnes Larisa駅(地下鉄の赤線の駅もある)へ。
08:27発のKalambaka行きの列車に乗り込みますが、年末の土曜日だからでしょうか結構混んでいました。定時になってもなかなか出発せず、1時間以上遅れた到着になってしまいました。もともと5時間の道のりなので結構長いのですが、6時間以上電車に乗る羽目になってしまいました。
Kalambaka駅は終点なのですが、1つ前の駅で降りる人がほとんどで少し驚きました。ただ終点に近づくと奇岩群が見えてきますのでご安心を。
14時過ぎ、Kalambaka駅でタクシーに乗り込み、メテオラ観光開始。閑散期のため6つの修道院のうち半分は見学時間が終わっていたので、3つを訪ねました。

まずはルサヌー修道院へ。女性はスカートの着用が義務ずけられていますが、この日はジーパンだったので、入り口でスカートを借りて入りました。(土の修道院も入り口に置いてあり、無料で借りられます)こじんまりとしたあたたかな雰囲気で、キッチンを覗くといい匂いがして、つい先ほどまで修道士の方々が食事をとっていた気配が感じられました。ここで生きているんだな、ということが実感できる一コマでした。
フォトジェニックで途中下車しながら、2つ目のメガロ・メテオロン修道院へ。6つの中で最大の修道院で、物資を運ぶエレベーターも付いていました。


最後に、女性修道院であるアギオス・ステファノス修道院へ。当日は、この修道院の「名前の日」だったため、多くの人が訪れていました。「名前の日」とは、ギリシャ正教で大切にされている習慣で、自分の名前になっている天使や聖人を祝う日のことを指すそうです。ギリシャの人たちが大切にしている習慣にまで触れられて、感慨深くメテオラを後にしました。


修道院群から、Kalambaka駅へは車で20分ほど。駅のそばで降ろしてもらい、「chiken time」というお店でギリシャのファーストフード・ギロピタをかっこんで、帰路につきました。タクシーの運転手さんの道案内を勘違いしてしまって違う道に進んでしまい、危うく電車に乗りそびれそうになりました、というハラハラも思い出の一つです。それにしても、ここで食べたギロピタがギリシャ滞在中で一番美味しかったのでした。

※今回はオフシージンかつ年末ということで、リスクをなくすために日帰りツアーに事前に申し込んで参加しましたが、割高になるので個人で行くことをお勧めします。駅で往復チケットを買って、タクシーの交渉をするだけなので、問題なく行けると思います。電車のチケットのみ、事前に公式サイトで購入することもできます。